人の話が理解できない原因と影響、その対処法

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Last Updated on 2020年12月29日 by 補聴器専門店ミラックス

人の話が理解できない原因と影響、その対処法

原因

 人の話が理解できない原因は、どういったことが考えられるのでしょうか。

  • そもそも知らない話、興味がない話で聞く耳を持っていない
  • 難聴
  • 聴覚情報処理障害(APD)
  • 発達障害、うつ病、高次脳機能障害など

難聴

 ここでは主に、難聴と情報処理障害について触れていきたいと思います。「難聴」とは、伝音難聴、感音難聴、混合性難聴の3つがあり、「聴力の低下」と「言葉の聞き取りの低下」もしくは「その両方の低下」がある場合のことを言います。

 聴力の低下は、健康診断で検査された経験のある方も多いと思います。一方の言葉の聞き取りの検査とは、「語音弁別能検査」というもので、どのくらい「聞き間違いがあるか」を検査します。通常は、補聴器の効果を調べるために行われるものなので、健康診断では検査されません。

 感音難聴の主なものに、「突発性難聴」「加齢性難聴」などがあります。加齢性難聴は、言ってみれば老化現象なので、聞こえにくくなることは誰にでも起こる自然なことと言えます。加齢性難聴は、高音域から少しづつ低下し、子音を聞き取る力が低下します。一般的に聴力の低下は、30代からすでに始まっていると言われています。

「かとうさん」と「さとうさん」

 子音の聞き取りが曖昧になると、「かとうさん」と「さとうさん」や「しろい」と「ひろい」など、聞き間違える単語が多く出てくるようになります。

会話に、聞き間違える単語が多く入れば入るほど、話の内容が理解できなくなってしまうのです。特に周りがざわざわしていたりすると、難聴の人は、聞き取りや聞き間違いが悪化します。

聴覚情報処理障害(APD)

 聴覚情報処理障害(auditory processing disorder)とは、上記のような難聴の症状はなく、聴力は正常にもかかわらず、言葉は聞こえているのに、理解ができないというような症状のことです。まだ、多くの部分で解明できていないので、明確に線引きすることは難しいようです。実際、聴覚情報処理障害の専門外来を設けている病院はまだ少なく、情報自体が少ないのが実情です。

 

 

影響

 「会話の内容が良くわからない」誰しもが少なからず経験していることですが、その頻度が多い場合、あなたの生活にどんな影響があるのでしょうか。

 会話というコミュニケーションは、社会とのつながりを強くしてくれます。相手の意見を聞き、自分の意見を伝え、さまざまな情報を得て、さまざまな情報を与えます。

人の話しを理解できないことが頻繁に続くと、少しづつ自信を無くしていき、だんだんと会話することが億劫になり、人とのつながりを避けるようになります。そうなってくると、ついつい後ろ向きな自己否定の感情に支配されかねません。

最近、難聴が認知症の危険因子の1つと言われているのも、ここら辺が関係しています。

対処法

難聴の対処法

 感音難聴は、現在の医療では治療ができません。聞こえの改善は、治すのではなく、補う必要があります。人工内耳や補聴器を使用して、聞こえの改善をしていくと良いでしょう。補聴器は高額ゆえに敬遠される方が多くいらっしゃいますが、その効果はとても大きいです。

最近では、購入前にレンタルをしてくれるお店がほとんどですので、一度専門家に相談してみると良いでしょう。

聴覚情報処理障害への対処法

 対処法としては、相手に正面でゆっくり話してもらったり、補聴援助システムを活用といった、難聴者に対するアプローチと似ている部分もたくさんあります。ちなみに、補聴援助システムの代表的なものは、フォナック補聴器の「ロジャーシステム」があります。

まとめ

 今回は、聴覚に関係している部分にフォーカスしてみました。何気なくしている日常会話も、聴力の低下によって困難になることがあり、さまざまな弊害が出てきます。そしてそれらのことによって、認知症のリスクが高まってしまう可能性があるのです。

特に軽度から中等度の難聴は自覚するタイミングが遅い傾向にあります。ご家族やご友人に、テレビの音が大きいと言われたり、聞き間違いや聞き返しが多くなっていたら難聴のサインです。早めの対策を取りましょう。


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