Last Updated on 2024年9月12日 by 補聴器専門店ミラックス
補聴器をしている著名人一覧
日本人は補聴器が苦手?
日本の補聴器使用率は、先進国の中でダントツに低い。2015年の日本における難聴や補聴器装用の実情調査「JapanTrak(ジャパントラック)」では、日本の難聴者率は、【11.3%(約1430万人)】となっており、【イギリス:9.7%、ドイツ:12.1%、フランス:9.3%、アメリカ:10.6%】その他の先進国との差はほとんどない。
しかし、これが補聴器使用率になると、日本が【13.5%(約200万人)】なのに対して、【イギリス:42.4%、ドイツ:34.9%、フランス:34.1%、アメリカ:30.2%】となっており、日本での補聴器使用率がとても低いことがお分かりいただけると思います。
続いて2018年にも同様の調査が行われており、【難聴者率11.3%】、【補聴器使用率14.4%】となっていて大した変化は見られない。
さらに2022年の調査結果では、【難聴者率10.0%】、【補聴器使用率15.2%】とあまり変化は見られなかった。微増といったところです。
日本での補聴器使用率が低いことの原因はいろいろと考えられますが、その話はひとまず横に置いておきます。
相談件数は増えている
とはいえ、日々の営業では、補聴器の相談件数は増え続けていて、体感としては使用率は高くなっているような気もします。また、昨今のコロナ禍で、マスクの着用やアクリル板などの飛沫防止対策が日常化していることも増えている原因の一つかもしれません。
また、難聴によって引き起こされるさまざまな認知機能のリスクについて、テレビなどのメディアで取り上げられることも多くなっていることも挙げられると思います。
2024年には難聴と認知機能低下の関係についての論文が多数発表されていて、年々エビデンスが積み重なってきています。
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補聴器をしている著名人
テレビを視聴していると、職業柄、つい出演者の耳に視線がいくのですが、意外に補聴器をしている方が多いことに気が付きます。
上皇様や上皇后様はずいぶん前から補聴器を装用されていました。今回は、私がテレビなどで確認したり、新聞記事やネット記事などで確認した「補聴器を使用している著名人」を忘備録的な感じで記録していきたいと思います。
※順不同、敬称略
- 高木ブー:ミュージシャン・コメディアン
- 田原総一朗:ジャーナリスト
- ロナルド・レーガン:第40代アメリカ大統領
- さいとう・たかを:漫画家
- 嵐山光三郎:作家
- 宇崎竜童:ミュージシャン
- チャールズ・デューク:宇宙飛行士
- ビル・クリントン:第42代アメリカ大統領
- 松崎しげる:ミュージシャン
- 鳥越俊太郎:ジャーナリスト
- 三浦雄一郎:アルピニスト
- 山本譲二:ミュージシャン
- 大村崑:コメディアン・俳優
- 麻生太郎:政治家
- 細田博之:政治家
- 梅沢富美男:俳優
- 野村哲郎:政治家
- 加賀まりこ:俳優
これからも確認が取れ次第追加していきたいと思います。テレビなど映像で確認できるのは、髪型の影響でどうしても男性が多くなってしまいますが、同じくらい女性も使用しているのかなと思います。
あと、たまにお客様から、音楽番組などで、歌手が補聴器をしていると言われるのですが、あれは、イヤーモニターと呼ばれるもので補聴器ではありません。