世界トップブランドの充電式補聴器を徹底比較

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シグニア補聴器の新しい既製耳あな型補聴器が新登場!

超小型の「Silk X」イヤホン型の「アクティブ・プロ」と「アクティブ」

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Last Updated on 2021年4月14日 by 補聴器専門店ミラックス

世界トップブランドの充電式補聴器を徹底比較

はじめに

補聴器は電池で動いています。現在主流になっているデジタル補聴器は小型化が進み、目立ちにくい形状の物がほとんどです。ただし、電源となっている電池の大きさは種類の違いはあれどずっと同じ大きさです。

使用環境によりますが、黄色のシールの小さいサイズ(PR536・10A)で3日ほどの寿命、茶色のシールのサイズ(PR41・312)で一週間前後の寿命、オレンジ色のシールのサイズ(PR48・13)で2週間前後の寿命となっています。

空気電池

補聴器用の空気電池は、おおむね3日から2週間に一度電池を交換する必要があり、面倒くさく感じている方が多いです。そんな中、2016年の暮れに、リチウムイオン電池搭載の充電式補聴器がフォナック補聴器から発売されると、瞬く間に人気となりました。

フォナック:マーベル

2021年はリチウムイオン電池が主流

充電式補聴器は現在、世界6大ブランドすべてで発売されていますが、その充電池の種類は2種類あり、「リチウムイオン電池」「銀亜鉛電池」です。リチウムイオン電池はスマートフォンやコードレス掃除機など多くの電化製品に使用されています。一方、銀亜鉛電池は腕時計や電子体温計などに使用されています。

充電式発売当初は、ハイブリット型の「銀亜鉛電池」を販売しているメーカーもいくつかありましたが、2021年現在では、リチウムイオン電池が主流となり、銀亜鉛電池はほとんど見かけなくなりました。今回は6大ブランドから出ている充電式補聴器を徹底比較していきます。比較しやすいように表にまとめてみました。


 

こちらの記事もおすすめ—補聴器用電池の寿命について

充電式補聴器比較表※2021年1月更新

リチウムイオン電池1      
メーカーGNヒアリングGNヒアリングフォナックフォナックスターキーワイデックス
シリーズ名クアトロワンマーベルパラダイスリビオモーメント
発売時期2018年2020年2019年2020年2019年2020年
電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池
充電方法非接触型非接触型接触型接触型接触型非接触型
充電時間(フル充電)3時間3時間3時間3時間3時間4時間
連続使用時間30時間・24時間30時間・24時間18時間24時間24時間20時間
充電器の仕様ケース+蓄電ケース+蓄電ケース+蓄電(別売)ケース+蓄電(別売)ケースor蓄電(別売)充電のみ
蓄電(予備充電)3回分3回分4回分(別売)4回分(別売)4回分(別売)なし
片耳本体価格(非課税)160,000円~160,000円~200,000円~202,000円~210,000円~270,000円~
両耳本体価格(非課税)320,000円~320,000円~400,000円~404,000円~420,000円~460,000円~
充電器(税込)33,000円33,000円12,000円12,000円16,500円20,000円
リチウムイオン電池2     
メーカーシグニアシグニアシグニアシグニアオーティコン
シリーズ名XスタイレットXNXスタイレットNXオープンS
発売時期2020年2020年2018年2018年2019年
電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池
充電方法非接触型接触型非接触型接触型非接触
充電時間(フル充電)3時間4時間4時間3時間3時間
連続使用時間23時間19時間21時間19時間1日
充電器の仕様+ケース+ケース+蓄電充電のみ+ケース+蓄電充電のみ
蓄電(予備充電)なし3回分なし3回分なし
片耳本体価格(非課税)150,000円~150,000円~120,000円~120,000円~280,000円~
両耳本体価格(非課税)300,000円~300,000円~240,000円~240,000円~520,000円~
充電器(税込)44,000円44,000円44,000円44,000円33,000円

その他の動向

充電式耳あな型補聴器が登場

2020年6月下旬には、スターキー補聴器より世界初となる充電式耳あな補聴器が発売されました。見た目はワイヤレスイヤホンのようでとてもスタイリッシュです。3.5時間の充電で約23時間の連続使用が可能、ケースには3回分の蓄電がされています。下位モデルで片耳19万円~、充電器(税込)16500円。

 

・詳しくはスターキー補聴器のホームページをご覧ください。

低価格帯が充実

2021年になると各メーカーから低価格の充電式補聴器がリリースされています。

GNリサウンドからは、2020年8月にリサウンド・ワンシリーズが新発売され、4クラスが片耳160,000円。2021年発売のリサウンド・キーは、片耳125,000円。また、シグニア補聴器からは、2021年1月下旬に片耳150,000円の「1X」と片耳200,000円の「2X」がエクスペリエンスシリーズに追加されました。

※片耳の金額は充電器を除く

ケースから取り出す補聴器


リチウムイオン電池について

どのメーカーも一回のフル充電で丸一日使用可能です。寝る前に補聴器を充電器にセットしておけば朝から一日中使用できます。リチウムイオン電池の特徴は短時間充電で長時間使用可能なことです。万が一充電を忘れてしまっても30分充電で6時間使用可能になります。

シグニア補聴器の充電式補聴器

シグニア:スタイレットNx

電池寿命については、銀亜鉛電池が約1年毎に交換するのに対して、リチウムイオン電池は約5年前後での交換となっていますので、電池寿命はリチウムイオン電池のほうが圧倒的に長くなっています。その分、価格面では銀亜鉛電池の方がお求めやすい値段設定となっています。ちなみに銀亜鉛電池一個の値段は6000円程度で1年ごとの交換です。

 

 

リチウムイオン電池の特長や寿命など

リチウムイオン電池は電池容量が大きく、1回の充電での使用時間が長いのが最大の長所です。

また、急速充電が可能で、30分の充電で約6時間の使用が可能となっています。

充電回数は、フォナックの充電式補聴器「マーベル」を例にとると、0%~100%の放電で1回として、1500回の充電が可能で、おおむね4年くらいとなっています。

もっとも、毎回100%使いきることはまずないので充電回数はもう少し多いでしょう。また、4年経ったからと言って充電できなくなるわけではないので、必ずしも4年ごとの電池交換が必要なわけではありません。各メーカー大体同じだと思って良いと思います。4年以上経って、丸一日持たなくなったら専門店で交換してもらいましょう。価格はおおよそ2万円です。

そして、リチウムイオン電池は自然放電が少なく、1か月で1%~2%ほど減衰する程度です。ただし、電源が入っていると各機能が働くため電池は消耗していきますので、保管するときは電源を必ず切るようにしましょう。

リチウムイオン電池の注意点

リチウムイオン電池は、バッテリーが0%の状態で放置してしまうと「過放電」といい、劣化が進みます。場合によっては再充電できなくなる場合もあるので気を付けましょう。説明書には、満充電から少なくとも6ヵ月以内に補聴器を再充電する必要があると記載されています。

また、高温下での充電も劣化を進める要因になるので暖房器具の近くなどに充電器を置くのはやめましょう。

充電のタイミング

補聴器は基本的に一日中装用するものなので、寝る前に充電器にセットすれば問題ありません。ほとんどの機種は充電器にセットされると自動的に電源が切れ、取り出すと電源が入るようになっています。

また、過充電にならないためのプログラムもされていますので、充電が終了してもそのまま充電器に入れておいて問題ありません。

リサウンド補聴器の充電式補聴器

GNリサウンド:リンクスクアトロ


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フォナック充電式補聴器

フォナック:オーデオマーベル

最新の充電式補聴器(リチウムイオン)

◆シグニア補聴器

Xシリーズ(エックス)片耳150,000円~、充電器44,000円(税込)

ケースの入ったスタイレットX

 

シグニア補聴器の最新充電シリーズは「X」シリーズです。豊富なラインナップでお客様のニーズに応えています。

リチウムイオン電池の充電式は、従来型の耳かけ型、RIC型に加えて、スリムRIC型「スタイレット」の3機種を展開しています。

スリムボディーが特徴のポータブル充電式補聴器「スタイレット」は一般的な補聴器とはデザインを異にしています。一見補聴器には見えない高いデザイン性と、小さくコンパクトになった充電ケースは、ケース自体に蓄電機能を備えており、3回分のフル充電が可能です。スタイレットは1回のフル充電で19時間使用可能となっています。

また、「チャージ&ゴー」シリーズは、馴染みのあるフォルムの耳掛け型で、非接触型充電方式となっています。1回のフル充電で23時間の使用が可能です。

どちらのタイプも補聴器を充電器にセットすると自動で電源がオフになり、取り出すと電源がオンになる仕様となっており、とても便利です。

また、アップル製品とはダイレクトストリーミングが可能となっています。

・メーカーサイト:https://www.signia.jp/

◆フォナック補聴器

パラダイスシリーズ片耳202,000円~、充電器12,000円(税込)

フォナックマーベル

フォナックの最新充電式シリーズは「パラダイス」シリーズです。新チップ「プリズムチップ」と新たにモーションセンサーを搭載し、さらにオートマチック機能が進化しました。前シリーズ「マーベル」と同じく、携帯電話との連携がスムーズでiphone、Androidに関係なくダイレクトストリーミングが可能となっています。

また、通話方法はヘッドセット方式なので、携帯電話に向かって話をする必要がありません。補聴器のマイクが話者の声をキャッチし、相手に伝え、相手の声は補聴器から直接聞くことが可能です。

フォナック補聴器のテクノロジーは補聴器任せで「いい音」にしてくれるオートセンスOS。周囲の音環境を分析し、最適なプログラムを自動的に選択・ブレンドしてくれるので、音が自然に変化します。0.4秒ごとに音を分析し、200以上の設定からより良い音をお客様に提供します。

・メーカーサイト:https://www.phonak.com/

 

◆GNリサウンド補聴器

ワンシリーズ片耳160,000円~、充電器33,000円(税込)

リサウンド・ワン

 

リサウンド補聴器の最新充電式シリーズは「リサウンド・ワン」シリーズです。非接触型の充電式補聴器で、1回のフル充電で30時間の長時間使用が可能です。また、充電ケースは蓄電機能を備えており、3回分のフル充電が可能となっています。その他、Bluetooth LEを採用しているためワイヤレス接続を12時間使用しても24時間の使用が可能で、電池の持ちは一番です。

世界初の3マイク「リサウンド・ワン マリー」は、耳の穴の中に3つ目のマイクを配置したことで、耳本来の集音機能を最大限に活かしてより自然な聞こえを実現してくれます。(7・9クラスのみ)

リサウンド補聴器はMFI(made for iphone)なのでアップル製品との連携がとてもスムーズで、ダイレクトストリーミングが可能となっています。2021年には、ハンズフリー通話も可能になる予定です。

そして、「リサウンド・ワン」シリーズは、遠隔サポート・リサウンドアシストが、追加料金なしで利用可能で、いつでもどこからでも調整依頼ができ、好きなタイミングで補聴器の調整を受けることができます。

また、紛失保証などの保証制度が充実していて、すべてのクラスに保証制度が付いています。

・メーカーサイト:https://www.resound.com/

※ダイレクトストリーミングとは補聴器とスマホなどの端末をBluetoothで接続し、端末の音声を直接補聴器で聞くことができるものです。

 

まとめ

以前は銀亜鉛電池のハイブリット型もラインナップされていましたが、2020年になると、リチウムイオン電池一色となりました。個人的にもリチウムイオン電池の方が優れている部分が多いと思います。

2019年にはリチウムイオン電池搭載の補聴器が各メーカーから発売され、選択肢が増えました。2020年にワイデックスからも発売され、主要メーカーすべてから充電式が発売されています。

2020年の夏には、シグニア(エクスペリエンス)とGNリサウンド(リサウンド・ワン)、冬にはフォナック(パラダイス)が発売されました。初期のリチウムイオン電池の性能と比べて、充電性能が飛躍的に向上しているわけではありませんが、発売以来、目立ったトラブルもないので、安心してご使用していただけると思います。

また、お求めやすい価格帯も充実してきましたので、この機会にぜひ充電式を試してみてください。


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