補聴器用電池の寿命について

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Last Updated on 2020年12月23日 by 補聴器専門店ミラックス

補聴器用電池の寿命について

補聴器用の電池は空気電池

 電気屋さんやコンビニなどでよく見かけるボタン電池ですが、買うときに気を付けなくてはいけないのがその種類です。ボタン電池にはいくつか種類があり、その特性は異なります。

型番を見てみるとSR43、LR44、CR2025などと微妙に頭文字が違うのに気が付くと思います。これは電池の種類を表しており、酸化銀電池、アルカリ乾電池、二酸化マンガン・リチウム電池とそれぞれ種類が異なります。補聴器に使用される電池はこれらの電池ではなく、「空気電池」という種類のものになります。空気電池には必ずシールが貼られていて、そのシールの色によって電池の大きさがわかるようになっています。

なぜ、シールが貼られているかというと、この電池は酸素と化学反応を起こし発電する電池のため、使用の直前まで酸素に触れないようにしておく必要があるためです。ですから、一度シールをはがしてしまうと化学反応が起こるので貼りなおしても発電を止めることはできません。必ず使用する直前にシールをはがしましょう。

ちなみにこのシールの色は世界共通となっており、ユーザーはシールの色を覚えておくことで電池の購入がスムーズに行えます。空気電池の使用期限は製造されてから2年です。電池のパッケージに使用推奨期限として記載されていますので確認してみましょう。1パック6個入りで販売されており、最近は水銀が使用されていない環境に配慮されたものが多くなっています。無水銀か否かもパッケージに記載がありますので確認してみましょう。

サイズによって使用時間が異なる

 空気電池はそのサイズと補聴器のタイプによって使用できる時間が異なってきます。また、騒がしい環境と静かな環境でも電池の消耗は異なりますので明確な使用時間を出すことはできません。ただし、メーカーのカタログには連続装用時の使用時間が記載されていますので、おおよその目安にすることはできます。

PR536(10A)黄色、一番小さい電池で、主に超小型の耳あな型CICなどに使用される電池

PR41(312)茶色、耳掛けから耳あなまで広く使用されている電池

PR48(13)オレンジ、312電池より一回り大きく長寿命な電池

PR44(675)青色、ハイパワータイプの一番大きい電池

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おおよその目安ですので参考にしてみてください。各メーカー同じような連続使用時間になっているので気になる方はカタログを確認してみてください。

 タイプ使用電池シールの色電池寿命(カタログ値)使用目安日数
RICPR536(10A)黄色70-75時間約4日間
PR41(312)茶色105-120時間約7日間
PR48(13)オレンジ色175-200時間約12日間
耳掛けPR41(312)茶色175時間約10日間
PR48(13)オレンジ色260時間約17日間
PR44(675)青色300時間約20日間
耳あなPR536(10A)黄色65-80時間約4日間
PR41(312)茶色120-145時間約8日間
PR48(13)オレンジ色240時間約16日間

冬場の注意

空気電池は、使用環境の温度と二酸化炭素濃度によって本来の電池寿命が短くなります。気温が低かったり、石油ストーブなどの暖房器具を使用していて換気が十分でない場合などは電池の寿命が短くなりやすいです。条件次第では通常よりも半分以下になる場合もあります。暖房時は部屋の換気をすることをおすすめします。

充電式補聴器のリチウムイオンの寿命

リチウムイオン電池は電池容量が大きく、1回の充電での使用時間が長いのが最大の長所です。

各メーカー、連続使用可能時間が異なります。一回の充電で30時間使用可能なメーカーもあれば、19時間のメーカーもあります。いずれにせよ、丸一日使用しても問題ない時間となっています。

充電回数は、フォナックの充電式補聴器「マーベル」を例にとると、0%~100%の放電で1回として、1500回の充電が可能で、おおむね4年くらいとなっています。

もっとも、毎回100%使いきることはまずないので充電回数はもう少し多いでしょう。また、4年経ったからと言って充電できなくなるわけではないので、必ずしも4年ごとの電池交換が必要なわけではありません。4年以上経って、一日持たなくなってきたらお店に電池の交換を依頼すればよいでしょう。費用は大体2万円くらいです。

そして、リチウムイオン電池は自然放電が少なく、1か月で1%~2%ほど減衰する程度です。ただし、電源が入っていると各機能が働くため電池は消耗していきますので、保管するときは電源を必ず切るようにしましょう。


 

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