充電式補聴器の素朴な疑問集–充電し過ぎはよくない?–

充電式補聴器

 最近の補聴器は充電式が主流になってきました。耳掛け型はもちろん耳あな型補聴器も充電式が発売され、電池式のシェアはだいぶ減ってきました。

 電池式はそのサイズによって交換頻度は異なりますが、いずれにしても定期的に電池交換が必要になるのに対し、充電式は充電器にセットするだけなので面倒な電池交換は必要ありません。その代わり、毎日充電器にセットする必要はありますが、たいていは充電器に入れるだけでよいのでとても便利です。

 

充電器の基本

 充電器を上手に使用するためにいくつかの注意点やコツがあります。補聴器に限らず電子機器は下記のようなことに注意して使用することをおすすめします。

・タコ足配線をしない

 タコ足配線は適正な電圧、電流値が得られず不具合を起こす可能性がありますので、壁のコンセントに直接つなぐことをおすすめします。

 

・ケーブルやアダプターは純正を使用する

純正品以外を使用すると設計が異なるため適正な電圧、電流値が得られず不具合を起こす可能性があります。また、パソコンのUSBコネクタの使用もおすすめしません。

 

・充電端子の汚れを清掃する

 充電端子が外に出ている接触タイプの場合、その端子が汚れているとうまく充電できなくなる可能性がありますので、綿棒などで汚れを拭き取るようにしましょう。

 注意点としては、一般的なウェットティッシュは水分が多いため錆の原因となるので使用しない方が良いでしょう。

 

・窓際など直射日光は避ける

 充電器や補聴器が高温になると故障の原因になりますので日の当たらないところに置きましょう。

・湿気が多いところは避ける

 電子機器は湿気に弱く、錆の原因になりますので台所や洗面所など湿気が多いところに置くのはやめましょう。

 

・電磁波を発生させる機器から離す

 電子レンジやホットカーペットなど電磁ノイズを発生させる機器からは離しておきましょう。充電不良や故障の原因になります。

 

過充電について

 お客様からよくある質問が過充電の心配です。充電が完了したら補聴器を充電器から取り外した方が良いのではないかという質問をよく受けますが、長期間使用しない場合を除けば、そのまま充電器に入れておくことをおすすめします。

 

 充電完了後は充電が停止し、補聴器の電源は切れたままになりますが、ここで補聴器を充電器から取り出すと、補聴器の電源が入ってしまうため電池の容量が減っていってしまいます。

 また、取り出した補聴器を別のケースに入れた場合、補聴器の電源が入ったままだとハウリングを起こしてしまうため、ハウリング抑制機能が常に働くことでさらに電池は消費してしまいます。

 

 いざ使用しようとしたときに補聴器の電池残量が少なくなってしまっては良くないので、充電が完了してもそのまま充電器にセットしたままにしましょう。

過放電について

 過充電の心配はありませんが、過放電は補聴器にとって良くありません。充電池が空になった状態で長期間放置(6ヵ月以上)していると過放電を起こし充電できなくなる場合があります。

 

充電できなくなると充電池の交換が必要になるので余計な費用が発生してしまいますので、長期間使用しない場合は注意しましょう。

 

充電中のメンテナンス(乾燥)

 補聴器は湿気に弱い電子機器です。自宅でのメンテナンスはこまめに行うことをおすすめします。汚れのふき取りのあとに乾燥させることが大切です。

 メーカーによっては乾燥機能付き充電器が用意されている場合もありますが、その他の充電式補聴器は充電器にセットしたまま乾燥できる乾燥機を使用しましょう。充電中に乾燥も終わるので就寝中にすべて完了するので手間がかかりません。

 充電器の上にかぶせるようにして使用する乾燥機が発売されていますので購入されることをおすすめします。

 


充電式補聴器用乾燥機【ドライキャップUV2.1】について

 

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