2021年もたくさんのお客様にご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
2020年に続き2021年度、当店で購入された補聴器の形状や価格帯などをランキング形式でご紹介したいと思います。補聴器購入の参考になれば幸いです。
補聴器には耳掛け型、耳穴型、ポケット型の3タイプがあります。そして、価格は片耳5万円~50万円くらいとなっています。
補聴器を選ぶ時のポイントは、音質、価格、形状の3つになると思います。音質が良くなるほど価格は高くなりますが、最近の補聴器は、高度難聴でも小型の補聴器を使用することが可能となっているため、聴力レベルによって補聴器の形状を制約されることが少なくなってきています。
・集計期間:2021年1月~2021年12月
・集計項目:形状、価格帯、バッテリー、モデル(シリーズ)
形状
3つのタイプに分けられる補聴器ですが、耳掛け型は、RICタイプのものがメインで、耳穴型は、基本的にオーダーメイドがメインとなっています。
- 1位 耳穴型・・・53%
- 2位 耳掛け型・・・・45%
- 3位 ポケット型・・2%
2020年9月ごろから当店ではオーダーメイド耳穴型補聴器のご相談が増えはじめ、2021年では、耳掛け型を上回る結果となりました。
コロナ以前は、耳掛け型(RIC)の割合が約75%、耳穴型は約25%でしたので、2年足らずでだいぶ割合が変わりました。
それだけマスクの装着が当たり前になったということなのでしょう。
【超小型耳穴デジタル補聴器】の値段や特長|メリットとデメリットはこちら
価格帯
補聴器の価格帯は結構気になるところではないでしょうか。
1台当たりの価格ではなく、客単価で集計しています。40万円前後が一番多く、これは、両耳購入時の全国平均と同じくらいだと思います。
- 1位 30万円~40万円・・・26%
- 1位 20万円~30万円・・・26%
- 2位 10万円~20万円・・・13%
- 3位 50万円~60万円・・・11%
- 4位 70万円~80万円・・・6%
バッテリー
耳掛け型のみの集計となります。
- 1位 充電式・・・75%
- 2位 電池式・・・25%
モデル(シリーズ)
2021年、当店で最も売れたシリーズはGNリサウンドのクアトロシリーズでした。
リサウンドからは新製品のリサウンド・ワンシリーズが発売されていましたが、耳掛け型のみの発売だったため、オーダーメイド耳穴型の需要が高まりの影響で、前回集計と1位は同じ結果となりました。
2021年は、各メーカーオーダーメイド耳穴型の新製品が出ていなかったので、2022年にはもしかすると新製品が発売されるかもしれません。
- 1位 クアトロシリーズ(GNリサウンド)
- 2位 エクスペリエンスシリーズ(シグニア)
- 3位 リサウンド・ワンシリーズ(GNリサウンド)
- 4位 NXシリーズ(シグニア)
- 5位 パラダイスシリーズ(フォナック)
前回のランキングはこちら!