2022年もたくさんのお客様にご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
2020年からランキングを掲載しはじめ、今回で3回目となります。当店で購入された補聴器の形状や価格帯などをランキング形式でご紹介しますので、補聴器購入の参考になれば幸いです。
補聴器には耳掛け型、耳穴型、ポケット型の3タイプがあります。そして、価格は片耳10万円~60万円くらいとなっています。
補聴器を選ぶ時のポイントは、音質、価格、形状の3つになると思います。音質が良くなるほど価格は高くなりますが、最近の補聴器は、高度難聴でも小型の補聴器を使用することが可能となっているため、聴力レベルによって補聴器の形状を制約されることが少なくなってきています。
・集計期間:2022年1月~2022年12月
・集計項目:形状、価格帯、バッテリー、モデル(シリーズ)
形状
3つのタイプに分けられる補聴器ですが、耳掛け型は、RICタイプのものがメインで、耳穴型は、基本的にオーダーメイドがメインとなっています。
- 1位 耳掛け型・・・70%
- 2位 耳あな型・・・・30%
- 3位 ポケット型・・なし
2020年9月ごろから当店ではオーダーメイド耳穴型補聴器のご相談が増えはじめ、2021年では、耳掛け型を上回る結果となりましたが、2022年になると耳掛け型の人気が回復し、耳あな型は30%とコロナ前に近い水準に落ち着きました。
もともと少なかったポケット型は問い合わせもほとんどない1年でした。
価格帯
補聴器の価格帯は結構気になるところではないでしょうか。
1台当たりの価格ではなく、客単価で集計しています。1位には片耳のみご購入の方も含まれているので、両耳だと40万円~50万円が最も多いということになります。
- 1位 20万円~30万円・・・44%
- 2位 40万円~50万円・・・24%
- 3位 10万円~20万円・・・16%
- 4位 60万円~70万円・・・8%
バッテリー
2022年からは耳あな型にも充電式が登場しました。これからますます充電式の需要が伸びてくるのではないでしょうか。
- 1位 充電式・・・70%
- 2位 電池式・・・30%
モデル(シリーズ)
2022年、当店で最も売れたシリーズはシグニアのAXシリーズでした。
シグニア補聴器には、充電式のラインナップが充実しており、耳掛け型はもちろん、耳あな型の充電式も発売され、お客様の支持を集めました。2位のクアトロシリーズは、主に電池式耳あな型の需要に応え支持を伸ばしたようです。3位のフォナック・パラダイスシリーズは優れたコネクティビティにより、Androidユーザーに人気でした。また、高度難聴以上の方にとっても支持を集めています。
- 1位 AXシリーズ(シグニア)
- 2位 クアトロシリーズ(GNリサウンド)
- 3位 パラダイスシリーズ(フォナック)
前年のランキングはこちら!