いろいろな聴力型

高音漸傾型の聴力図

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Last Updated on 2021年6月11日 by 補聴器専門店ミラックス

いろいろな聴力型を知る

 難聴には、伝音難聴、感音難聴、混合性難聴の3種類がありますが、そのほか、聴力データの形で分類された聴力型というものがあります。

 聴力型とは、低音部と高音部の聞こえのバランスの状態を表すもので、500Hzと4,000Hzの聴力レベルの差で分類します。

 

  • 水平型は、500Hzと4kHzの差が15dB未満の上昇・低下。
  • 漸傾型は、500Hzより4kHzが低下。差は15dB以上36dBまで。
  • 急墜型は、500Hzより4kHzが低下。差は39dB以上。
  • 低音障害型は、500Hzが4kHzより低下。差は15dB以上。
  • 高音急墜型は、低音域が水平か、漸傾型で高温が急に低下。

 厳密な分類基準にこだわる必要はありませんが、形を覚えておくと、補聴器フィッティングの際に参考にすることができます。

 

いろいろな聴力型

 

 また、病気(原因)によって聴力型が決まっている場合があるので、耳鼻科医は、診断の材料にしています。

 年齢とともに聴力が低下していく「加齢性難聴」は、高音漸傾型で、高音域から聴力低下がはじまり、少しずつ中音域の聴力が低下していきます。

「騒音性難聴」「職業性難聴」は、ディップ型で、初期は4,000Hz付近のみが悪化し(C5dip)、進行に伴い2kHz、8kHzも悪化していきます。

騒音から離れることで進行は止まります。その他、メニエール病は、初期は低音障害型で、発作が繰り返し進行すると高音も悪化します。

聴力型から補聴器を選ぶポイント

聴力型は、補聴器を選ぶうえで一つのポイントになります。水平型や高音漸傾型は、一般的に補聴器の調整がしやすく、高音急墜型は、チャンネル数が多い補聴器の方が、調整がしやすいです。また、低音障害型の場合は、耳栓の選定やシェルの形状に注意する必要があります。

補聴器は、チャンネル数(バンド数)が多いほど細かく調整できますので、隣同士の周波数帯域に大きな差がある場合は、出来るだけチャンネル数が多い機種にすることをおすすめします。デメリットとしては、チャンネル数が多くなると価格が高くなることです。

まとめ

補聴器ユーザーが自分の聴力型を気にする必要はありませんが、フィッティングをする専門家は、聴力型によって最適な補聴器をご案内することができます。ぜひ参考にしてみてください。

 

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