補聴器購入の流れ

補聴器の文字

はじめに

はじめて補聴器を購入するにあたって、ほとんどの方が不安を感じているのではないでしょうか。

耳にすることといえば「補聴器は高い」「高かったのに使ってない」「店では聞こえたのに、外では聞こえない」などの否定的な情報が周りからたくさん入ってきているかもしれません。

購入前に知っておくマイナス面の情報は貴重ですが、それが補聴器の正しい姿とは限りません。ご友人たちの貴重な情報は“調整をうまく行えなかったお店”の情報であって、補聴器の効果を否定するものではないはずです。

ミラ夫とミラ子の困った顔

まずはレンタルしてみる

聴力のパターンや生活環境は十人十色ですので、補聴器の調整は複雑になります。ですから、購入にあたって慎重になることはとてもいいことです。

一番のおすすめは1か月以上レンタルをして「聞こえるようになってから買う」ことです。ある調査によると、1か月レンタルできるお店は全体の約11%、さらに、2か月以上レンタルできるお店になると全体の6%ほどしかないそうです。

その他のお店は、2週間レンタルが最も多く、長くても3週間レンタルとなっています。

ちなみに、補聴器外来を行っている医療機関では、1か月以上の貸し出しは常識となっています。長いところだと3か月ほど貸し出すところもあるようです。それだけ補聴器の調整は時間がかかるものなのです。

ただし、医療機関の場合は、貸し出し機種は限定されることがほとんどなので、希望の機種を試せるかはその医療機関によって異なります。

補聴器のラインナップ

 

 

補聴器を購入するまでの流れ

  • 聞き返しが多くなり、聞き間違いをするようになるなど聞こえの低下を自覚する。
  • 医療機関や専門店に相談する。
  • 補聴器装用にあたり必要なデータを測定する。・オージオグラム(周波数ごとに測定する、健康診断などで行う測定)・最高語音明瞭度、スピーチオージオグラム(言葉の聞き取りの検査、補聴器の効果を確認するために必要)
  • 測定した聴力データを元に補聴器の種類を選定する。ご自身の希望を専門家に伝えて決めましょう。
  • はじめての補聴器装用の場合いきなり大きな音は出せないので、複数回の調整が必要です。1~2か月ほどレンタルしましょう。
  • レンタル期間中、日常生活でいろいろな音を聞いてみましょう。レンタル期間中は専門家にこまめに調整をしてもらいながらトレーニングしていくと効果が出やすいです。設備があれば補聴効果を測定してもらうと効果を確認できます。
  • 補聴器の効果が確認できたら購入しましょう。

さいごに

補聴器は小型の医療機器です。定期的なメンテナンスをすることによって長持ちしますので、購入後もクリーニングや調整を行うことをおすすめします。

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