耳掛け型デジタル補聴器の値段や特長|メリットとデメリット

耳掛け型ラインナップ

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Last Updated on 2021年1月27日 by 補聴器専門店ミラックス

耳掛け型デジタル補聴器の値段や特長|メリットとデメリット

耳かけ型補聴器が人気

 補聴器と言えば耳掛け型、耳あな型、ポケット型がありますが、ポケット型の需要はあまりなく、全体の約2%くらいの割合となっています。

一昔前までは、耳あな型を選択する人が多かったのですが、2003年頃に技術革新がありそれ以降、耳掛け型の需要が急激に伸びていきました。2016年には耳掛け型を選択する人が多くなり、耳あな型との比率が逆転しました。

2017年には充電式補聴器が普及し始め、更にその差が広がり、2019年の集計だと、出荷台数61万台のうち、耳掛け42万台で約69%、耳あな17万台で約28%という比率になっています。

2020年は、コロナの影響もあり、9月ごろから耳掛け型よりも耳穴型の問い合わせが増えてきていますが、それでも耳掛け型、特に充電式の人気は強いです。

なぜ耳掛け型が増えたのか

 耳掛け型にはBTE(Behind The Ear)とRIC(Receiver In the Canal)の2種類があります。BTEとは従来型の耳掛け補聴器で、RICは技術革新によって誕生した耳掛け補聴器です。

BTEとRICの大きな違いはレシーバー(スピーカー)が補聴器本体と分かれているかどうかになります。

BTEは本体の中にマイク、レシーバー、アンプ、電池が配置されており、増幅された音声はチューブを通って鼓膜へ届けられます。

一方のRICは、本体の中にレシーバーは配置されておらず、ワイヤーでつながれた状態で、本体の外に出されて耳の穴の中に、耳栓と一緒に配置されています。

 従来型のBTEに比べると、RICは補聴器そのものの大きさが小さくなり目立たなくなったため、耳あな型の優位性が薄れ普及につながったものと思われます。

耳あな型には耳あな型にしかない良さがありますが、それ以上にRICタイプの目立ちにくさと充電式の利便性、そして圧迫感の少ない着け心地がユーザーに受け入れられたのです。

では、耳掛け型が一番良いのかというと、そうとも言い切れません。当たり前ですがメリット・デメリット両方あります。

その人の耳あなの状態によっては不向きな場合も十分にあります。

耳掛け型のメリットとデメリットをBTEとRICそれぞれに分けて見てみましょう。

 

補聴器の種類と選び方はこちら

 

BTE(従来の耳掛け型)のメリットとデメリット

メリット

  • 充電式がある
  • 電池の種類が豊富
  • 軽度から重度まで対応している
  • 納期が早い
  • 安価な機種がある
  • チューブや耳栓の交換が容易
  • 掃除がしやすい

デメリット

  • 汗の影響を受けやすい
  • 耳栓が合っていないと脱落しやすい
  • メガネやマスクと干渉する
  • 本体サイズが大きくなる
  • 慣れるまで装用しづらい

価格帯

片耳50,000円~550,000円ほどの価格帯

50,000円の機種は調整がほとんどできないためあまり一般的ではない。

最新機種になると、音質がよりクリアで会話が聞きやすくなっており、充電式や無線搭載などの機能も搭載されている。

最新機種は各メーカー、3~5ランクに分かれており、150,000円~550,000円の価格帯となっている。

RIC(小型の耳掛け型)のメリットとデメリット

メリット

  • 充電式がある
  • 本体が小さくて目立ちにくい
  • 軽度から重度まで対応している
  • 納期が早い
  • 耳栓の圧迫感が少ない

デメリット

  • 汗の影響を受けやすい
  • 耳栓が合っていないと脱落しやすい
  • 耳栓が聴力に合っていないと効果が薄くなる
  • メガネや、マスクと干渉する
  • 油分の多い耳あかはレシーバーが傷みやすい
  • 慣れるまで装用しづらい
  • レシーバー不良やワイヤーが切れると費用がかかる

価格帯

片耳100,000円~550,000円ほどの価格帯

RICタイプも耳掛け型と同様に、最新機種になると、音質がよりクリアで会話が聞きやすくなっており、充電式や無線搭載などの機能も搭載されている。

最新機種は各メーカー、3~5ランクに分かれており、150,000円~550,000円の価格帯となっている。

まとめ

 共通している耳掛けのメリットは納期が早く充電式が選べること、そして軽度から重度まで全ての聴力に対応している点です。

また、共通のメリットとして、充電式補聴器の場合、電池ケースがなく密閉されているので、汗の影響はかなり少なくなっています。

デメリットとしては、汗の影響をもろに受けることと、メガネやマスクと干渉しやすく、耳栓が合っていないと脱落しやすい点です。また、慣れてくれば問題ありませんが、補聴器を装着するのに、はじめは少し手間取るかもしれません。

 

 BTEのメリットは安価な機種があることと、アメ耳、ネコ耳などと言われるベトベトした湿性の耳あかの場合に、耳栓の掃除がしやすいという点があります。

デメリットは本体サイズが大きくなることと、耳栓の圧迫感がある点です。

 

 RICのメリットは、聴力に関係なく本体サイズが小さいこと、耳栓の圧迫感が少ない点です。

デメリットは湿性の耳あかの場合、レシーバーに耳あかが詰まりやすく、故障しやすい点です。

耳あかの状態や、耳あなの大きさなど補聴器のタイプによって使いづらくなる場合もありますので、専門家に相談すると良いでしょう。

※耳あな型補聴器のメリットとデメリットについては下記の記事を参考にしてください。

知っておきたい超小型耳あな補聴器のメリットとデメリットはコチラ


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