Last Updated on 2020年12月23日 by 補聴器専門店ミラックス
はじめての人が知っておきたい補聴器の作り方
聞こえないわけじゃないけど、会話の内容にいまいち自信が持てない。
何回も「えっ?」と聞き返すのは相手に悪い、、、
間違えるくらいなら黙っておこうか、、、
そんな状態が続くと孤立感、孤独感が日に日に強くなってきます。そうなる前に補聴器を検討してみましょう。
補聴器はどこで作るのか?
今の時代、インターネットで探せば最寄りの補聴器専門店がすぐ見つかります。一つアドバイスとしては、認定補聴器技能者がいる専門店が安心です。
では、今回はどんな補聴器をどうやって作るのかを説明したいと思います。
どんなタイプ?
・耳掛け型補聴器
現在一番売れているタイプでそのシェア約70%、小型のものからハイパワーのものまで幅広く揃っている。爆発的にヒットしている充電式補聴器もこの耳掛け型。耳栓は基本的に既製品を使用するが、聴力レベルによっては耳型を採取してオリジナルの耳栓を作ることもある。カラーが豊富でメーカーに在庫があるので納期が短い。
・耳あな型
シェアは約30%、耳型を採取して作成する。フィット感が良く、耳からの脱落が少ない。メガネやマスクとの干渉が少ない。オーダーメイドなので納期が長い。
耳型採取(耳あな型、イヤモールド)
耳あな型補聴器やイヤモールドを作る際に、粘土のようなもので耳型を採り、メーカの職人が最適な形に修正をして、3Dプリンターで成型します。
どうやって?
・調整
耳掛け型も耳あな型も同じように調整をする。聴力データや今まで使用していた補聴器の音を参考にパソコンの専用ソフトで最適なバランスになるように調整をしていきます。初心者の場合は複数回必要で、数か月かかることが多く、経験者の場合は少ない調整回数で済む場合が多い。
・評価
補聴器を装用している状態で「聞こえの測定」を行い、補聴器の効果を数字で表すことができます。通常、防音室で行われます。
・レンタル
お店によっては補聴器の貸し出しが可能な場合もあります。現在はほとんどのお店でレンタルできるので、ある程度調整が進んだ状態で購入すると失敗が少ない。
まとめ
難聴は外見からはその症状がわからない分、他人からは理解されにくいものです。聞こえたフリや曖昧な返事はあらぬ誤解を生みかねません。それに、聞こえにくい状態というのはとてもストレスが多いものです。