「体温計の電子音が聞こえにくい」
「寝ている時は補聴器を外すから目覚まし時計のアラーム音が聞こえない」
「呼び出されてもわからない」
「スマホの着信とアラームがわからない」
日常生活において「お知らせ音」はとてもたくさんあります。目覚ましのアラームや電話の着信音、玄関チャイム、ガスコンロ、家電全般、体温計、火災報知器、防災無線、呼出音などなど、音が出ない仕様のものの方が少ないくらいです。それだけ音というのは情報を伝えやすいのだと思います。
音は空気の振動なので、遮蔽物がない限り耳に届きます。逆を言えば、耳を塞がない限り音の情報は常に脳に送られ分析、処理されています。
ろう者や難聴者にとって音情報はとても不確かです。そこで、聴覚に問題がある人向けに情報を振動で伝えてくれるアイテムがあります。
振動の他にもフラッシュ光などで知らせてくれるアイテムもあり、それらと併用していることが多いです。
振動するアイテム
時計のアラームを振動で知らせてくれるベッドシェーカーをはじめ、振動する体温計やスマホとBluetooth接続してワイヤレスで使用できるベッドシェーカーなどがあります。
ベッドシェーカー・ワイヤレスベッドシェーカー
振動式目覚まし
振動体温計
呼び出し装置
まとめ
聞こえに問題がある方は、日常生活で必要な情報を音ではなく、振動で知らせてくれるこれらのアイテムをうまく取り入れてみてはいかがでしょうか。
これらのアイテムの中には、障害者手帳を取得することによって給付の対象となるものもありますので、障害者手帳の取得に関してはお住まいの障害福祉課にぜひご相談ください。
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