Last Updated on 2020年12月23日 by 補聴器専門店ミラックス
補聴器の関連団体を見てみましょう
補聴器の関連団体は大きく分けると、「行政機関」「医学会」「業界団体」の3つに分けることができます。
行政・・・厚生労働省、公益財団法人テクノエイド協会(NPO法人日本補聴器技能者協会)
医学会・・・日本耳鼻咽喉科学会、日本聴覚医学会
業界団体・・・日本補聴器工業会、日本補聴器販売店協会、日本医療機器産業連合会
認定補聴器技能者
テクノエイド協会は補聴器だけではなく、各種福祉用具関連や義肢装具士国家試験などを実施する公益法人で、厚生労働省の補助事業などを主催、以前は厚生労働省所管であったが、2011年に制度改革に伴い公益財団法人に移行しています。
補聴器関連でいうと、認定補聴器技能者試験を実施している。また、認定補聴器技能者育成事業や補聴器販売従事者の育成への協力活動として、NPO法人日本補聴器技能者協会がある。
医療費控除申請など
日本耳鼻咽喉科学会は、医療費控除の申請に必要な書類を作成する補聴器相談医や補聴器キーパーソンを委嘱しています。
また、日本聴覚医学会は聴力測定用検査音源の作成、補聴器適合検査の指針を発表しています。
出荷台数など
日本補聴器工業会は補聴器メーカーによる団体です。そして、日本補聴器販売店協会は販売店による団体で、連携しながら補聴器の普及に努めています。補聴器の出荷台数などを発表しています。
ユーザーが知るべき情報
補聴器ユーザーが直接関係してくるのは「認定補聴器技能者」と「補聴器相談医」です。
ご自身の地域の技能者と相談医を調べてみると良いでしょう。