補聴器購入のトラブルについて

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 商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど、一般ユーザーからの相談を専門の相談員が対応してくれるのが、全国にある消費生活センターです。

その相談内容は、インターネット関連や通販、金融関連商品、結婚紹介サービス、住居関連サービス、健康食品、中古車販売、マルチ商法などなど多岐にわたります。

 コロナ禍によって対面販売が敬遠されがちとなり、代わってインターネットを中心とした通信販売が人気となっています。インターネットや新聞広告などの通信販売は、家に居ながらにして希望の商品を購入できるとても便利なサービスですが、トラブルも少なからず起きています。

 補聴器も通信販売で購入することが可能で、価格は店舗で購入するよりも廉価な場合が多く、5万円以下がほとんどです。補聴器専門店で購入できる補聴器と通販の補聴器は、価格の他に機能などの違いがあります。通販補聴器は、そのほとんどがユーザーの聴力データを入力することなく、音の増幅を行います。一方で、10万円以上するような専門店で販売されている補聴器は、ユーザーの聴力データを入力し、周波数ごとの調整を行い聞こえの改善を目指します。

 はじめて補聴器を購入するユーザーは、補聴器の音に慣れていないため、弱めに調整された音でないとうるさく感じてしまいます。補聴器専門店では、認定補聴器技能者などが、個人の聴覚の状態に合わせて調整を行い、少しづつ音を大きくしていきます。

 通販補聴器では聴力データの入力や細かな調整も出来ないので、トラブルになることが多いようです。

 

消費生活センターに寄せられた補聴器の相談事例

 

 消費生活センターのホームページで、「補聴器」というキーワードで検索をすると、43件のがヒットしてきます。細かく見ると、検索結果の全てが補聴器に関係するものではなさそうですが、困っている消費者は確実に存在していることがわかります。ちなみに、同じように「化粧品」で検索をすると378件がヒットしてくるので、補聴器関連が、特段に多いとは言えないかもしれません。

 

 検索結果トップには、「補聴器で良く聞こえるようになる?」という質問があり、ホームページでは、回答と丁寧な解説がされています。

 

国民生活センター・ホームページより

 

質問

 最近、耳が聞こえづらくなってきました。補聴器をつければよく聞こえるようになりますか?

回答

 補聴器は、医薬品医療機器等法に定められた医療機器です。まずは耳鼻咽喉科の医師に相談し、補聴器が必要かどうか、医師の診察を受けましょう。補聴器が必要だと診断された場合は、自分の耳の「聞こえ」に合わせて調整ができるよう、アフターケアの行き届いた販売店に出向いて購入するようにしましょう。

 

解説

補聴器とは

 補聴器は、普通の声の大きさの会話が聞き取りづらくなったときに、人の声を聴きやすくするための医療機器です。

 

 なお、「集音器」「助聴器」などといった名前で販売されている商品がありますが、これらは補聴器とは異なり、医療機器ではありませんので注意しましょう。

 

補聴器を購入する前に

 一口に「耳の聞こえが悪くなった」といっても、その原因は加齢や疾病などさまざまであり、また聞こえ方には個人差があります。補聴器が必要かどうか、自分自身や周りの家族などが判断する前に、まずは耳鼻科医の診察を受け、自分の耳の「聞こえ」の状態をチェックしてもらいましょう。診断の結果、補聴器が必要と判断されたら、補聴器の販売店に相談しましょう。

 

 補聴器は、一人一人の聴力に合わせて機器を選び、細かく調整(フィッティング)する必要があります。適切な相談ができる、アフターケアの行き届いた補聴器販売店を選ぶことが大切です。

 

と、以上のようなことがホームページには掲載されています。補聴器というアイテムを的確に簡潔に説明しています。

 

補聴器販売店や認定補聴器技能者はこちらから検索してみてください。

 

通販補聴器に関するトラブル

 

 ホームページには、通信販売での補聴器の購入に関するトラブルについても触れられています。

 

通信販売での補聴器の購入に関するトラブルが寄せられています

 全国の消費生活センター等には、「通信販売で補聴器を購入したが、うまく聞こえない」という相談が寄せられています。

 

 通信販売で売られている補聴器は、店舗で販売されている補聴器と比べて価格が低いことがあります。一方で、通信販売では、使う人の状況を確認するための店舗がなく、補聴器に不具合があった場合にフィッティングができないなど、適切なフォローがなされないことがあります。

 

 補聴器は、「聞こえ」の状況に応じたフィッティングをすることで補聴効果を高めるものです。専門的な設備があり、専門知識を持った販売員がいる店舗で購入しましょう。

 

 お困りの際にはお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。

PIO-NETにおける相談件数

 PIO-NET(パイオネット・全国消費生活情報ネットワークシステム)というデータベース上の、補聴器に関する相談件数は、毎年横ばいで600件前後となっています。ただし、2020年では、通販補聴器のトラブルが増加傾向にあり、その割合は増しています。

通信販売関連の相談

  • 誰でも装着可能という補聴器を購入したが、耳に合わない。
  • 雑音で使用できず返品したいが、電話がつながらない。
  • インターネットで注文したが、商品が届かない。

などなど、通販ならではの相談が多いのが特徴です。

 

まとめ

 補聴器は、ユーザーの聴力レベルや装用経験の有無、期間などによって機種選定や調整の仕方が変わってくるアイテムです。補聴器購入を失敗をしないためにも、専門機関、専門店での相談をおすすめします。


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