<電話は右耳で聞くのがおすすめ>言語と環境音【脳の働き】

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脳の働き

「音を聞く」のは、脳の中の聴覚野というところです。

そのうち、言語を理解するのは左側頭葉でウェルニッケ野というところが担当しています。そして、環境音や音楽を処理するのは右側頭葉となっています。
ちなみに言葉を発する「話す」のは同じく左前頭葉のブローカ野というところが担当しています。

言語理解(聞く)と発語(話す)はともに左側の脳にあり、それぞれ別々の部分が担当しています。

音は入ってきた耳の主に反対側の脳の聴覚野に届きます。全振りではありませんが、右耳からであれば主に左の聴覚野、左耳からであれば主に右の聴覚野といった具合です。

右耳から入ってきた音は主に左側の脳の聴覚野に送られ、言語情報は同じく左側にあるウェルニッケ野で理解をします。実は、このウェルニッケ野は左側の脳にしかありません。

そのため、左耳からの言語情報は先に右の聴覚野に送られてから左脳のウェルニッケ野に行くので、言語理解には右耳からの入力が効率的になります。

 

電話が聞き取れないミラ夫

上記の理由から電話は右耳で聞く方が理解しやすくなります。ただ、利き手が右利きの人が多いと思うので、メモを取らないという前提にはなりますが、大事な話などは右耳で聞いてみてはいかがでしょうか。

そして、もしも難聴の自覚がある場合は、耳鼻科や補聴器専門店に相談してみましょう。

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