【最高音質】50万円以上!プレミアムデジタル補聴器おすすめ3機種

手に持ったスタイレットX
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Last Updated on 2023年10月18日 by 補聴器専門店ミラックス

【最高音質】50万円以上!プレミアムデジタル補聴器おすすめ3機種

 はじめて補聴器のことを調べてみると、大抵の人はその価格に戸惑います。まず、通販で売られている集音器と、専門店で売られている本格的な補聴器との価格差に驚き、それらの違いはどのようなところなのか疑問を持ちます。

 集音器と補聴器の違いを大まかに言えば、聴力データを入力して細かな調整が可能かどうか、といったところですが、その他にも雑音抑制や最大出力制限などの機能の有無も大きな違いと言えます。

 本格的な補聴器の価格帯は、片耳で10万円~60万円くらいで、全国平均では20万円前後となっています。

 では、10万円と60万円の補聴器の違いはどんなところが違うのでしょうか。そして、その違いによってどのような「聞こえ」の違いが出てくるのでしょうか。

 

高級補聴器は何が違うのか

機能:チャンネル数、バンド数

 まず一番わかりやすく、そして一番重要な機能として、「チャンネル数」または「バンド数」があります。これは数字が大きくなるほど細かく音を分割し、処理することを意味します。似たもので「ハンドル数」というものがあります。これは、専門家が補聴器の調整をするときに動かすことのできる帯域の分割数です。

 少しややこしいですが、チャンネル数とは、音が入力されたときにどのくらい細かく分割して処理するかというもので、ハンドル数とは、調整画面で専門家が、どのくらい細かく調整することができるかというものです。似ているようですが、意味合いが全く違うのです。

メーカーによってチャンネル数とハンドル数が異なる場合があるので、一律に比較することは難しいのです。もっと詳しく知りたい方は専門家に質問してみましょう。

 

 チャンネル数が多いということは、補聴器に入力された音を細かく分割しているので、音声と雑音の選別がより細かく処理できるということです。つまり、チャンネル数が多いプレミアム補聴器は、「音質」が良く、「より自然な聞こえ」であると言えます。

 

機能:全自動調整

 プレミアム機種には、環境を認識して自動で音を最適化してくれる機能が充実しています。雑音が多い場所では、普段と比べて雑音抑制を強く働かせたり、会話の方向にマイクをフォーカスして音声を聞きやすくしてくれたりします。

 普段は意識していないのでわかりにくいですが、音環境は常に変化しています。それは、音の大きさであったり、雑音の種類であったり、音源の移動であったり、さまざまです。

 

 プレミアム補聴器は、最新のテクノロジーによって常に変化している音環境に対応し、さまざまな音声処理を施し、ユーザーが音声をより聞き取りやすくなるために働きます。

 

 その他にも反響音抑制機能や高周波数帯域出力、モーションセンサー、3マイクなど、さまざまな機能がプレミアム補聴器には搭載されています。そして、そのほとんどの機能が、特別な操作を必要とせず、自動で働いてくれるので、より自然で聞き取りやすくなっています。

 

保証:修理保証・紛失保証

 プレミアム補聴器は、他のクラスにはない充実した保証が付与されています。高額なものだからこそ手厚い保証制度は安心材料の一つです。

 

 

おすすめのプレミアム補聴器3機種

 

シグニア

7AX(7エーエックス)

メーカーサイト: シグニア AX紹介ページ

主な特長

・軽度~重度難聴向け

・チャンネル数:48ch

・ハンドル数:20ch

・保証:3年修理保証、2年紛失保証

・ダブルプロセッサー

・Xセンサー

超広角センサー:より多種多様な環境音を収集する

モーションセンサー:ユーザーの状態(運動、静止など)を判別する

・スピーチフォーカス360(両耳):前後左右、聲の方向にフォーカス

・パワーエンハンス:後方の雑音を抑える

・エコーシールド:ワンワン響く反響音をしっかり抑える

・12kHz広帯域:12kHzまでの高音域を出力、より豊かな音色を実現

・ブルートゥース搭載

・充電タイプあり

・片耳価格:58万円~


GNリサウンド

オムニア マリー9

メーカーサイト:GNリサウンド オムニア紹介ページ

主な特徴

・軽度~中等度難聴向け

・バンド数:17ch

・ハンドル数:17ch

・保証:2年修理保証、2年2回紛失・破損保証

・3+3マイク集音:自分の耳の形状を活かすので、音の方向や距離がより正確に、音質はより自然に

・自動空間認識:音の方向感を補助することで、自動で空間を認識

・両耳連動指向性(360オールアラウンド):電車内などの過酷な騒音下で、正面にいる1対1の会話にフォーカス

・正面フォーカス:電車内などの騒音下で、正面の会話にフォーカス

・スマホ連携:iOS製品との連携が特に優れている

・充電タイプ

・片耳価格:55万円~

 

フォナック

ルミティ90

メーカーサイト:フォナック ルミティの紹介ページ

主な特長

・軽度~重度難聴向け

・チャンネル数:20ch

・指向性チャンネル数:33ch

・ハンドル数:20ch

・保証:3年修理保証、2年紛失サポート(割引制度)

・オートセンス5.0:自動環境適応

・スピーチセンサー(360°の会話):話している人の声を自動的に割り出し、顔を向けなくても聞き取りやすくします

・スピーチエンハンサー:静かな場所で小声を増幅

・エコーブロック:エコーや反響音を抑え、言葉を聞きとりやすくするためのプログラム

・ウルトラズーム(33ch):正面方向からの騒音も抑えて、会話を聞き取りやすくします。

・ダイナミックノイズキャンセル:非常に騒がしい場所で騒音を抑制

・ブルートゥース:さまざまな端末と接続可能、ハンズフリー通話

・充電タイプあり

・片耳価格:64.5万円~

まとめ

プレミアム補聴器は、両耳だと100万円以上するとても高額な製品です。搭載されている機能は、快適性と会話の聞こえやすさを追求しています。

その価格に見合うだけの機能が搭載されたプレミアム補聴器で、最高音質、自然な聞こえをぜひ体験してみてください。

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