デジタル補聴器の平均購入金額はいくら?

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Last Updated on 2020年12月23日 by 補聴器専門店ミラックス

デジタル補聴器の平均購入金額はいくら?

補聴器価格の差とその理由

 補聴器にはいろいろな種類がありますが、その価格は2万円台から50万円台までと非常に幅があります。同じ「補聴器」と呼ばれている製品になぜここまでの価格差が生じるのでしょうか。

 まず、補聴器には、アナログ式、デジタルトリマー式、フルデジタル式と分けることができます。廉価なのが、アナログ式とデジタルトリマー式で、3万円前後くらいから10万円前後くらいまでが価格帯となります。一方のフルデジタル式は10万円前後くらいから60万円くらいまでの価格帯となっています。アナログ、トリマーを「旧式」とすると、フルデジタルは「新式」としても良いでしょう。つまり、旧式と新式が混在しているため、わかりにくくなってしまっているのです。

 旧式と新式、それぞれの中で価格を比較してみると、それほどの価格差はなくなります。では、旧式と新式の違いは何なのでしょうか。

 

 

フルデジタルが一般的

 旧式の補聴器は、個人の聴力データを補聴器に入力することはありませんので、細かな調整はできません。一方の新式の補聴器は、個人の聴力データをパソコンを使用して入力し、細かな調整を行います。

 現在、専門店などで販売されている補聴器は、このフルデジタル式の補聴器です。テクノロジーの進歩とともに聞こえはよりクリアに、会話が聞き取りやすくなっていきます。ですから、10万円の補聴器と60万円の補聴器では、搭載されている機能が違います。最新の機能でより良い聞こえを求めるならばどうしても価格は高くなっていきます。最新の補聴器は難聴の程度によって価格が大きく変わることはありません。軽度でも高度でもほぼ同じ価格で購入することができます。

 ちなみに旧式の補聴器の価格差はというと、出力パワーの違いであることが多く、高度難聴や重度難聴向けの旧式補聴器は、軽度難聴向けの補聴器よりも価格は高くなります。言い換えれば、機能面での差はあまりないということです。

全国平均1台15万円~20万円

 2019年に出荷された補聴器は約61万台です。これは旧式、新式を合わせた台数となります。売上高は900億円くらいですので、一台当たりの平均購入金額は約15万円となります。旧式を除いた数字がわからないので、推測になってしまいますが、新式の補聴器1台の平均購入金額は、だいたい15万円~20万円の間と言えるのではないでしょうか。

最新デジタル補聴器の相場

 各メーカー、4年~5年ほどで新しいモデルを発表しています。新しいモデルの価格帯は20万円~60万円くらいで設定されていることが多く、それまでの古いモデルは20%ほど安くなってリプライスされます。家電製品と違い、補聴器の新製品は「より良い聞こえ」となるため、製品の価値は新しい方が高いです。

ミラックスの平均購入金額は?

 補聴器を購入するときには、まずは専門家に相談してみましょう。最新式補聴器の特長を教えてもらい、自分の予算に合った補聴器を選びましょう。ちなみに補聴器専門店ミラックスの平均購入金額は、全国平均と同じくらいです。ミラックスの安心プログラムは、最長60日間のレンタルで、ご予算に合った機種をお貸出ししています。ぜひお気軽にご相談ください。

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