テレビが聞こえにくい人のためのワイヤレス骨伝導ヘッドホン

ソファーに座って骨伝導ヘッドフォンを使う

Last Updated on 2022年1月7日 by 補聴器専門店ミラックス

テレビが聞こえにくい人のためのワイヤレス骨伝導ヘッドホン

「テレビが聞きにくいけどイヤホンやヘッドホンで耳を塞ぐのは嫌だ!」

「骨導式でワイヤレスのヘッドホンが欲しい!」

テレビ用のワイヤレスイヤホン

 通常のワイヤレスイヤホンは、映像と音声に遅延が発生することが多く、その少しのズレが、テレビ鑑賞においては非常にストレスとなります。音楽やラジオを聞くだけであれば、トランスミッターが付属していないワイヤレスイヤホンで問題ありませんが、映像を見るのであれば低遅延タイプのテレビ専用トランスミッターが付属しているものが良いです。

 

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骨伝導式ヘッドホンとは、耳の穴を塞ぐことなく音を聞くことができるヘッドホンです。

骨伝導とは?

 空気の振動である音は、外耳、中耳、内耳の順に伝わっていき、脳が音として認識します。つまり、耳の穴から空気振動が入ることによって音を聞いているのです。その過程は、空気振動、固体振動、液体振動、電気信号と変換されていき、脳に伝わります。

 

 入り口である鼓膜が振動することで音は聴神経に伝わっていきます。したがって、耳を塞ぐと周囲の音は減衰し聞こえにくくなります。

 しかし、聞こえにくくはなりますが、全くの無音になることはありません。完全に耳を塞いだ状態でも、自分の声は聞こえます。これは、骨を伝って自分の声が聞こえているからであり、これを骨伝導と言います。

 厳密にいうと、耳の穴や鼓膜、耳小骨(外耳と中耳)は聴覚には関与していません。外耳で音を集めて、中耳で音を増幅しているだけです。そして、効率よく集められ増幅された音は、内耳で電気信号に変換され、聴神経を介して脳に届けられるのです。

したがって、振動を骨伝いに内耳に届ければ、その振動は内耳で電気信号に変換され、脳が音を認識することができるのです。

 骨伝導では、音が直接内耳に伝わるために、周囲の雑音や騒音に妨害されずに音を聞くことができたり、耳から入ってくる音を聞きながら骨伝導で音を聞いたりすることもできます。そのため、騒音下での仕事、例えばジェット機やヘリコプターなど周りがうるさい場面でのコミュニケーションに効果を発揮します。

 骨伝導のヘッドホンは、端子を振動させ、空気振動の代わりに、機械的な振動を骨に伝え直接内耳に届けます。

 

おすすめのテレビ用ワイヤレス骨伝導ヘッドホン

最先端骨伝導技術搭載 で快適な装着感!

 AfterShokz(2021年12月にShokzへと名称を変更)ブルートゥースイヤホンは、骨伝導技術により、耳をふさがず開放感たっぷりに音楽を楽しめる骨伝導 ヘッドホンです。

音楽を聴きながらでも周囲の環境音などをしっかり聞き取れます。ランニングやジョギングなどスポーツの際に周りの状況がいつでも注意できます。僅か26gの超軽量ボディーには柔らかい素材を採用し、イヤホンを耳への負担を最小限し、長時間付けても痛くなりにくい設計で、眼鏡の使用にも干渉しません。

 

テレビ用トランスミッターが付属!

 2020年最新Bluetooth 5.0 & aptx対応専用トランスミッター レシーバー付き、aptxコーデックで音声の低遅延を実現し、映画を見る時、音声の遅延などは感じず楽しむことができます。送信距離最大30M、出荷時に設定済で、操作も設定も簡単です。その他にも、2時間の充電で8時間の使用が可能!メーカー保証は2年間!防水もIP67準拠!など機能も保証も充実しています。

 

 

まとめ

 テレビ用のワイヤレスイヤホンは、音声の遅延も少ないのでテレビ試聴に最適です。骨導式は耳の穴を塞ぐことなくテレビの音声が聞こえるので、来客や電話の着信などに気が付かないという心配もありません。

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