加齢性難聴とは?

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はじめに

 加齢と老化は一言でいえば、加齢(aging)とは時間の経過、老化(senescence)とは加齢に伴った機能の衰えです。加齢はみな同じように進みますが、老化は生活習慣などの違いから個人差が出てきます。

 老化は生理的老化と病的老化に分類されます。生理的老化は、疾病などに影響されず寿命を迎える過程で自然に起こる現象で、病的老化は、疾患や環境因子が原因となって寿命が短縮する過程で起こります。

加齢性難聴とは

 加齢性難聴はその名の通り加齢による聴力の低下で、聴力の低下は30代からすでに始まっていると言われており、年を重ねるにつれて誰にでも起こりえます。

 年齢を重ねていくほど高音域の低下が強くなり、少しずつ低域に移行していきます。主に内耳の有毛細胞にダメージがあることが原因で、ダメージ具合によってその程度には個人差が出てきます。 

 以前は「老人性難聴」と呼ばれていましたが、前述したとおり、聴力の低下は30代から始まっていることから「加齢性難聴」が一般的となりました。

 有毛細胞は、内耳の蝸牛(かぎゅう)にあります。蝸牛は長さが約35mmあり、約2.5回転していて渦を巻いています。形が蝸牛(カタツムリ)に似ているのでそう呼ばれています。

 有毛細胞は、蝸牛の入り口から奥に並んで配置されていて、配置場所によって反応する周波数帯が決まっています。

 人が聞くことができる周波数は、20Hz~20,000Hzで蝸牛の入り口付近に配置されている有毛細胞は、20,000Hzを担当しており、奥に行くにしたがって低い周波数となっていきます。

 つまり、加齢性難聴が高音域から低下していく理由は、有毛細胞の配置場所に関係していると言えます。入り口に近いほど酷使されているので損傷しやすいというわけです。

 

加齢性難聴と補聴器

 加齢性難聴の聴力型は高音漸傾型に分類され、500Hzより4,000Hzが低下。差は15dB以上36dBまでが分類基準となっています。聴力図は、なだらかな右肩下がりとなります。

加齢性難聴は、徐々に高音域から低下していくため、自覚しにくいのも特徴の一つです。そして、長い年月をかけて徐々に低下しているので、いきなり強い音の補聴器を装用すると、今まで聞こえていなかった音がたくさん入ってくるので、うるさく感じ疲れてしまうことがよくあります。音は360°全方向から耳に届きますので、はじめての補聴器装用は、弱めの音からスタートして情報量を少しずつ増やす調整の仕方が、加齢性難聴の方には負担が少なくて良いと思います。

補聴器は慣れ?

 補聴器は慣れが必要とよく言われますが、うるさく感じて疲れてしまうような音に必死になって慣れる必要はありません。ギリギリ我慢できるくらいの音量で使用し、その音量に慣れてきて音量不足を感じたら、不足している周波数帯を上げれば良いのです。そういった調整を複数回行うことで、最終的に効果のある補聴器に調整できれば、聞こえの改善が見込めるというわけです。

さいごに

加齢性難聴は誰にでも起こりうる難聴です。聞き間違いが多くなってきたり、音は聞こえているけど会話の内容が良くわからないなどの症状が出てきたら補聴器を検討してみるのも良いかもしれません。専門家に相談してみましょう。


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