Last Updated on 2020年12月23日 by 補聴器専門店ミラックス
補聴器の修理アレコレ
もしも補聴器が故障したら
補聴器を使用していると「あれ?故障かな?いつもと様子がおかしいぞ」と思うことがあります。音が出ない、音が弱い、いつもと違う雑音が出る、シェルに亀裂が入った、ハウリングがアする、電池の消耗が異常に速い、など症状は様々です。
中にはその場で直ってしまうこともありますが、お店ではどうにもならない場合があります。その場合は補聴器をお預かりして、メーカーへ修理依頼をすることになります。メーカーへ修理出しすると1週間から10日間ほどかかりますので、もし予備の補聴器を持っていない場合はお店に代替機を借りられるか相談してみると良いでしょう。
専門店で確認
故障かもしれないと思ったら、まずは専門店で補聴器の状態を確認してもらいましょう。専門店には特性測定器という機械があり、補聴器の状態を測ることができます。そこで波形に異常が見られればメーカーへ修理出しということになります。
最近の補聴器は購入から2年間はメーカー保証が付いていますので、期間内であれば費用が発生することはありません。2年以上経過している場合はメーカーごとの基準で費用が発生しますが、購入から5年未満は大体どのメーカーも修理金額に上限を設けています。
自分でもできる事前確認
専門店に行かなくても自分で確認できる場合もあります。意外と簡単に直る場合もあるのでチェックしてみてください。
原因 | 対策 |
---|---|
補聴器の耳あか詰まり① | 耳あかガードの交換 |
補聴器の耳あか詰まり② | 耳あかの除去 |
電池の汚れ | 電池のクリーニング |
電池の消耗 | 電池の交換 |
結露・湿気 | 水滴の除去・乾燥機で乾燥 |
耳の耳あか詰まり | 耳鼻科医へ相談 |
メーカー修理の場合
専門店で確認後、メーカーへ修理出しするわけですが、最近ではユニット交換対応が多く、外部部品はこの値段、電子部品はこの値段、と、一律料金のメーカーもあります。個別対応の場合は、見積もりを取ってもらうのが安心です。
原因 | 対策 |
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マイク不良(入力) | メーカー修理 |
レシーバー不良(出力) | メーカー修理 |
マイクロチップ不良 | メーカー修理 |
ケース破損 | メーカー修理 |
電池の消耗が早い | メーカー修理 |
故障の原因は汗や湿気、耳あかなどの汚れによるところが大部分です。こまめなメンテナンスが補聴器を長持ちさせます。そして、たまにマイクロチップの不具合が原因の場合もあります。少しでも補聴器の調子がおかしいと思ったら、専門店で確認してもらうと良いでしょう。
ミラックスのメンテナンス
補聴器専門店ミラックスでは専用のクリーニングマシーンで補聴器を清潔に保ちます。また、特性測定装置で補聴器の状態を目で見て確認できるので安心です。