補聴器のバッテリーは、電池を交換する「使い捨てタイプ」と充電をする「充電タイプ」があります。補聴器の形には、耳掛け型と耳あな型があり、2026年では充電タイプが人気です。
充電タイプの特徴は何と言っても電池交換がないことですが、メリットばかりではありません。補聴器に内蔵されている電池はリチウムイオン電池で、充電を重ねると劣化し、連続使用時間が短くなるため4年ほどで交換する必要があります。
費用はメーカーや交換時期によって異なりますが、1台30,000円~50,000円ほどとなっています。
最近の修理は定額修理が多く、充電池の交換の場合、アンプやマイクなどの内部部品も合わせて交換されるシステムになっているケースが多いので、ほぼ新品になって手元に戻ってきます。
充電池の劣化状況は、個体差があるほか、使用環境や充電回数の頻度などでも変わってきます。場合によっては4年もたないケースも出てきます。
注意点としては、使用するケーブルとアダプター(コンセントに差し込む部分)はメーカー純正品を使用することです。なぜなら補聴器で使用されているアダプターは、出力電圧が5Vとなっているからです。見た目は変わらないアダプターですが、高電圧のアダプターもあり、仮に20Vのアダプターを使用して補聴器を充電してしまうと故障の原因となり、充電池も劣化してしまいます。
最近売られているアダプターには、USB Power Delivery(ユーエスビー・パワー・デリバリー)といって、相手の機器に合わせて電圧を段階的に変えることができるものが主流になってきていますが、安価なケーブルやアダプターだとうまくいかずにトラブルの原因になる可能性が高いです。補聴器は精密機器なので必ず純正品を使用するようにしましょう。
ちなみに、このPD規格は、上下の向きがないUSB Type-Cという形のコネクタでのみ利用可能で、最新の充電式補聴器のほとんどがUSB Type-Cを採用しています。
また、充電のトラブルを避けるために、配線はシンプルに壁にコンセントに直接つなぐことが推奨されています。
タコ足配線でつなぐと適正な電圧・電流値を得ることができず充電不良を起こしたり、LEDランプが正常に働かないなどの不具合が生じることがあります。
充電器や補聴器のお手入れ
充電式補聴器には充電端子があるものとないものがありますが、どちらも皮脂油や耳垢、化粧品、日焼け止めなどの汚れが付着していると電気の流れを妨げ充電エラーとなる可能性がありますので定期的に掃除をすると良いでしょう。
注意点としては一般的なウェットティッシュやシンナーなどは使用せず、補聴器用のクリーニングシートやスプレーを使用し、綿棒やティッシュで掃除するようにしましょう。















